コンドロイチンとは?

コンドロイチンは、ムコ多糖とよばれる糖類の一種です。コンドロイチンは、軟骨・目の角膜・骨・各臓器・皮膚などに含まれており、その中でも関節や軟骨に多く含まれています。ムコ多糖の役割としては、細胞の周りで水分をしっかり蓄えること。この水分を通じてそれぞれの細胞に栄養を送って、不必要となった老廃物を取り出すことにより人間の身体の代謝をサポートしているといわれます。

コンドロイチンは、現段階では5種類存在するといわれます。関節や軟骨に多く含まれているコンドロイチンの詳しい成分は、コンドロイチン硫酸Aとコンドロイチン硫酸Cです。バランスのとれた食事により身体に必要な量を体内で生成することができますが、加齢とともに栄養成分の消化・吸収能力が低下して、その年齢に必要なコンドロイチンの量を生成することができなくなります。ただ、納豆・山芋・オクラ・なめこ・海藻に含まれている成分ので、普段の食事から補いやすいことは事実です。

健康な体づくりに欠かせないコンドロイチンとグルコサミンは、それぞれの働きは別ですが、互いに影響しあっています。そのため、これらの2つの栄養を同時に摂取することが相乗効果を発揮しやすいとされています。また、グルコサミンの副作用でもある胃腸の症状を助けてくれることもあるので、コンドロイチンとグルコサミンは同時摂取が望ましいといわれます。