ひざ痛セルフケア法とは?
ひざ痛のセルフケア法をご紹介します。ただし、進行期や末期の方がセルフケア法を行っても悪化するだけなので、初期症状の方限定です。
1,まずは安静に過ごす
膝に違和感を覚えた場合には、安静を心がけて下さい。安静とはいえ、寝込む必要はありません。通常の生活であったり、日常に起こりうる動作はOK。普通に歩いたり、階段の上り下りをしてもらって構いません。ただ、重い荷物を持ったり長時間の歩行は避けましょう。日常的に散歩・スポーツをしている方は、一週間程度は休み様子をみてください。これ で、違和感が軽減されるのであれば、散歩やスポーツを再開しましょう。
2,違和感のある箇所を冷やす
違和感・熱感・腫れがあれば、反対のひざと比べてみましょう。赤くはれていたりしたら、熱を持ってしまっていると考えられます。このような場合には、冷やして下さい。アイシングや水に濡らしたタオルでもよいので、30分程度冷やしましょう。1 日に2回位を目安に一週間程度継続してください。それで症状がなくなれば、散歩やスポーツを再開して様子をみてください。
3,お風呂でしっかりと温める
安静と冷やすことで症状が軽減したら、最後には温めるようにしましょう。温めることに、特別な器具や設備は必要ありません。お風呂にゆっくり入ってください。お風呂の中では、ゆっくり曲げたり伸ばしたりすることが大切です。これにより、血行が良くなって老廃物質を取り除くことに期待できます。筋肉などがほぐれることにより、関節の動きがスムーズになることもあります。