腰痛の原因は糖化が関係している?
普段の食事から、糖を摂り過ぎたりAGEの多い食品を摂ることによって起こる「糖化」には十分な注意が必要です。
あっさりした食事しか食べなかったりレトルト食品しか食べないとなると、栄養のバランスの乱れによって、腰痛を悪化させることがあります。糖質を摂取すると、身体の中で最終的にはブドウ糖に変化します。ブドウ糖が必要以上に身体の中に存在すると、たんぱく質と結合してAGE=糖化最終生成物を作り出します。このAGEは、骨・軟骨・筋肉・じん帯などを劣化させる働きがあるのです。AGEが増えると、椎間板を作っている繊維輪が劣化しボロボロになってしまいます。繊維輪がもろくなると、背骨が動き椎間板の中にある髄核にずれが生じて、繊維輪を傷つけやすくなります。このことにより、糖質の取り過ぎは腰痛を引き起こす原因の一つとなるのです。骨を丈夫にするカルシウム・ビタミンD・マグネシウムが不足しないように食生活に気を付けなくてはなりません。不規則でバランスの悪い食事が続き、これらの栄養素が不足してしまうと、働き盛りの男性にも同じ危険性があるので十分に注意が必要です。もし、不足するようであればサプリメントで補助するなどの対策をしっかりと取りましょう。